冠の雪原巨人伝説
レジエレキの高さは1.2mほど
大体低学年の小学生くらいの高さである。
一方レジドラゴは2.1m
これは確かに人間と比較するなら大きいだろうがポケモンとしては特別大きいとは思えない。
一般的なポケモンでいえばゴルーグは2.8mだし乗り物としても身近な存在であろうラプラスは2.5m。巨人とするのであればかなり小さいように感じる。
他の三体に関してもレジロックは1.7m、レジアイスは1.8m、レジスチルは1.9m。
率直にお伺いしたいのだがたかだか2.0m前後の存在を巨人として出されれば皆さんはどう思いだろうか?
この記事では僕自身の憶測を交えながら冠の雪原の歴史を追いつつ巨人伝説にも触れていきたいと思う。
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冠の雪原、その歴史
冠の雪原の歴史については随所にある看板にてある程度追うことが出来る。
では気になる点をピックアップしていこう。
5月7日に作物が育たず不毛の土地であり雪が降る
歴史の始まりの冠雪原は恐らく現在の冠雪原と似たような環境だったと思われる。その中に現れたのは……
冠をたずさえたポケモンが現れそのポケモンは傷付いていた、哀れんだ人々はポケモンを看病した
まぁこれはバドレックスのことでしょうね
なぜ傷付いていたのか…
先祖たちの治療によりポケモンは元気になったが手を広げて接すると怯えた
手を広げたと言えばシナリオでも皆さんは戦ったであろうムゲンダイマックスムゲンダイナだと思われる。
バドレックスとムゲンダイナによる争いがあったのだろうか……あるいはシナリオに沿ってザシアン、ザマゼンタと2人の英雄と共に戦ったのかもしれない。
本来の力を取り戻したポケモンは痩せこけていた土地を緑芽吹く土地に変え王として称えられた
人参を生やしたあの力、本来はこのくらいの力だったんですねぇ
ダイ木もこの時に芽生えてたりするのだろうか(ここも謎が多い)?
かねてから作物を狙う荒くれ者が暴れたが王がそれを諌め愛馬とした
それを称え王の為の神殿もつくられタヅナも作られた
冠雪原の今があるのは全て王のおかげ
王と我々の絆が切れぬ限りこの豊穣は永久に続くだろう
愛馬と言えば選べる2体の馬である
さて愛馬を得たバドレックスは元々持っていた能力に加え他の伝説のポケモンにも引けを取らないほどの強さを誇っただろう
そしてあれよこれよとあり僕達プレイヤーが訪れることになるのだが明かされてない謎が多い
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残された謎
上記の歴史からは分からない点
平たくいえば
・ダイ木に集う3鳥
・巨人伝説
の存在である
彼らは歴史上登場していないにも関わらず現在の冠の雪原には登場する。
しかしある種ヒントになりそうなのはレジ系には遺跡がある点だ、事項で追ってみようと思う。
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遺跡と封じられた巨人
プレイヤーが雪原を訪れた際レジ系達は遺跡に封じられている。
これの謎を解き捕獲していくのが巨人伝説のシナリオである。
しかし彼らはなぜ封じられているのであろうか?そのヒントになりそうなのはレジエレキとレジドラゴの設定だ。
レジエレキの体には電気を通さない特殊な器具を付けられている、この器具はレジエレキに苦しめられた古代人がつけたという説もあるそうだ。
レジドラゴは本来一部でしかなく全身の完成を恐れた古代人に封印されている。
2体とも古代人に恐れられ苦しめた存在である可能性があるというのだ
しかし一体何故だろうか?というのを僕の推測を混じえてかつダイ木の3鳥と3闘の謎について語っていこうと思う。
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冠の雪原の知られざる歴史
※あくまで推測です
木が芽吹く中で後に"ダイ木"と呼ばれる木が育つ、その実を求め誰も見た事がない三体の鳥ポケモンが現れる
いわゆるガラル3鳥のことです。
彼らは元々冠の雪原に住んでいたポケモンではなく渡りにより現れたポケモンである。
この3鳥たちも伝説のポケモンに勝るとも劣らない強さを持つ、バドレックスが治めているとしても戦いとなれば苦戦は免れなかっただろう。
実際のバトルにおいてもバドレックス対ガラル3鳥は相性が良いとは言えない
レイスポスを愛馬としたバドレックスはガラルファイヤーに弱点を突かれてしまい
ブリザポスを愛馬としたバドレックスはガラルサンダーに弱点を突かれてしまう
またバドレックスのエスパー技はガラルフリーザーとガラルファイヤーには効果が薄い
3鳥が縄張り争いにより戦い(仲悪そうだったしありえる)人々を守るためにバドレックスがその戦い混ざったとしたら無事ではないだろう
王の統治が乱れる中いずこより巨人が現れる、その巨人は自分に似たポケモンを作り出した
この巨人はレジギガスのことである。
ご存知の方はあまり多くないだろうがレジギガスはかのアルセウスと争ったポケモンである、他のレジギガスの仲間はアルセウスに破れプレートにされてしまったというもの
奇しくもバドレックスと同じようにレジギガスはその争いから逃れまたアルセウスと戦うためにある土地に目をつける。
それが冠の雪原だった。
幸いにも王はガラル3鳥に苦しめられている最中であった。
ガラル3鳥を倒せば地を治めアルセウスと戦う力を蓄えられると考えたレジギガスは飛行タイプに弱点を突けるレジロック、レジアイス、レジエレキを作り飛行タイプ耐性があるレジスチルを作った。
レジドラゴに関してだが彼はまだ未完成である、もし完成していればレジギガスもかくやの戦力を誇っていた可能性があり単純に土地を制圧するために、あるいは王を含めた別の驚異に対して作られたと思われる。
混戦を極めた中、三体の闘士が目覚めポケモンを守るため戦った
レジギガス達の進行と争ったのは元々冠の雪原に生息していたコバルオン、テラキオン、ビリジオンである。
彼ら3闘はどこにいたのか?なんのことは無い始めから雪原に居たのだ
思い出して欲しい
ガラル3鳥は渡り
レジ系は戦いに破れ外部から(推測)
来たのである。
3闘達はどこに居ただろう?……そう足跡をゲーム内で皆さん追われたはずだ。
ゲームの事情を踏まえると3闘達は唯一冠の雪原にずっといたポケモンだと思われる。
外部から侵攻に対して反撃に出たであろうことは容易に想像できる(図鑑説明からも彼らの正義感の高さは伺える)。
バトルで言えば3闘達はレジギガス、レジロック、レジアイス、レジスチルにそれぞれ弱点を突くことが出来るため引けを取ることはなかっただろう。
こうして
ガラル3鳥
の外部からの侵攻と
バドレックス
3闘達
の治めていた者と元来生息していたポケモンの熾烈な争いがあったと考えられる。
その行方は
全ての戦いが終わり王が消え、鳥ポケモン達は逃れ数十年に一度のみ現れるようになり、巨人達は戦いに疲弊しているところを封じられた
王は戦いの疲労もあり愛馬を制御しきれなくなりその力を失った。
ガラル3鳥はその熾烈な争いとそれぞれの仲の悪さもあり鉢合わない様に数十年に一度現れるようになった。
レジギガス達もまた戦いの疲労がありその力に恐怖した古代人により封印されたのだろう、謎を解けば遺跡が開くようになっているのは王を失いまた3鳥が現れた時に対抗出来るようにである。
3闘達は戦いの終わりとともにまた生息地に戻った……。
以上が冠の雪原の失われた語られない歴史である。
巨人の正体とまとめ
巨人の正体は恐らくレジギガスであろう。
その大きな体躯(3.7m)と驚異的な力と侵攻、また力を蓄えた結果なのかダイマックスまでしているその姿は巨人伝説に相応しい。
以上が冠の雪原と巨人伝説である。
3鳥、王、レジ系、3闘にそれぞれ竦みの関係になっているのは全く無関係ではないような気がするんですよね。
いつの日か公式からの答え合わせを楽しみにしたいと思う、ということでここまでとしたい。長文読んでいただきありがとうございました、感想ご意見お待ちしています。